サイエンス寺子屋

団体概要

寺子屋サイエンスが目指すもの

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寺子屋サイエンスとは、これからの世代である子どもたちに、科学や技術をもっと親しんでもらうために行っている、市民ベースの活動です。

科学や技術が進歩し続ける一方で、ブラックボックス化も進み、その原理・しくみを理解することが難しくなっています。一方、社会や教育制度の変化により、子どもたちは実体験でそれらを学ぶことが難しくなっています。実際に、学校で理科の実験をする時間も減らされ、身近な大人の働く背中から学ぶ機会も少なくなりつつあります。

学習塾などのビジネスとして、理科・科学の実験教室も存在しますが、カリキュラムが画一的なものになりがちで、大抵の場合価格が高く、誰もが気軽に受けられるものではありません。

一方で、有志の市民先生などが開く体験教室なども有りますが、個々人の熱意に依存せざるを得ず、なかなか継続的な取り組みにまで発達しづらい面があります。また、教育やボランティアの名の下にタダ働きを強いられる面が多いため、資金的に継続が難しくなる事も多くあります。

学校外での、児童・一般向けの科学教育の成約となる、費用の問題、コンテンツの質・量の問題、組織としての活動継続性と言った問題を解決しようというのが、我々の活動目標です。

誰が参加しているのか?

活動で講師を務めるのは、様々な「社会人」です。

第一線でものづくりに関わってきた技術者や、教育の専門家から、児童教育に秀でたもの、環境教育に携わってきたナチュラリストまで、様々な長所とスキルを活かして、専門性が高くかつ魅力的なコンテンツを提供し、そのスキルを継承していく事に積極的に取り組んでいます。また、社会人として、そのスキルには相応の報酬をお支払いしています。

どのような活動をしているの?

具体的な活動としては、各地で定期的に科学教室を開催しています。

出張型の科学教室などの活動も行っています。

また、それらを継続的な取り組みとするために、メンバーの研修の機会や教室で使用するプログラムを共有する仕組みを作ることで、実際に子どもたちが体験できる科学教育コンテンツのバリエーションを広げていきます。

また、これらの活動を持続可能なものとしていくため、社会からの資金や制度面でのサポートを募り、世に広く知らせていく活動も行っています。

参加するには?

教育プログラムの受講者として参加したい、子供を参加させたいという場合は、地域ごとのプログラムの問い合わせ先にまずは連絡をしてみてください。それぞれの興味に沿ったプログラムが見つかるはずです。

また、ファンドレイジングとして、大人向けのイベントなども逐次開催しております。サイエンスを楽しむという点において、大人も子供もありません。また、大人が楽しめないものは、子供も楽しめません。ぜひこれらのイベントに参加してみてください。

講師や運営側として参加を希望される場合は、その旨を問い合わせていただければ、あなたのスキルや経験を活かせる関わり方を一緒に考えさせていただきます。

地理的・時間的制約によりコミットが難しい場合でも、個人・法人の賛助会員としてサポートしていただくことが可能です。その場合、ニュースレターの郵送やメールマガジンなどの形で、折々の成果をお知らせ致します。

最後に - サイエンスは文化です

科学・技術というと、現在の日本では「何の役に立つのか」という面で語られることが多くあります。

しかし、もともとサイエンスには文化としての側面があります。短期的な損得ではなく、われわれ人類の精神を豊かにしてくれる知の総体として、サイエンスをもっと楽しみ、一見役に立ちそうにないような活動にも価値を認める事で、将来的にはより文化的に実り多い社会を築いていくことが出来ます。その厚みこそが本当の科学・技術の豊かさなのです。

われわれの活動に参加することで、すぐに学校の成績が上がったり、画期的な新製品が開発されることはないでしょう。しかし、科学・技術立国を唱えるこの国の将来のためには、必要不可欠な取り組みであると我々は信じています。

さあ、一緒にサイエンスを楽しみましょう。

代表 石神 工平